7月12日、永岡桂子文部科学大臣が本学を視察されました。なお、文部科学省からは池田貴城高等教育局長、平野誠国立大学法人支援課長が同行されました。
また、同日美術学部では、国立印刷局の工芸官による特別講義(※)が行われ、視察に同局 大津俊哉理事長、井出正晴理事、菊池泰之銀行券部長が同行されました。
※本学学生を対象に開かれ、国立印刷局が印刷するお札(日本銀行券)やパスポート、切手など最先端の印刷技術についての概要や、特にエングレーヴィングと呼ばれる銅版画の技法(お札の肖像や文様などを銅版にビュランという特殊な工具を用いて彫刻する)を中心にセキュリティ印刷における工芸官の超絶技巧を学ぶ講義。
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続いて美術学部の版画工房で行われている、国立印刷局の工芸官による特別講義を訪れ、工芸官の卓越した手仕事による彫刻技術を熱心に鑑賞されました。
その後、彫刻棟で大型の木彫作品を制作中の学生に作品について質問されました。最後に訪れた工芸科彫金研究室では、何人かの留学生とも対話し、ブローチを作っている学生から実際に作品を手渡されると、その重さを確かめながら、説明を受けられました。